映画『マリグナント 狂暴な悪夢』を観た感想

馬鹿なりブログサムネ マリグナント

ホラー映画『マリグナント 狂暴な悪夢』を観てきた。

今回はネタバレなしで感想を書く。ぜひ新鮮な気持ちで“新たな恐怖”を浴びて頂きたい。


『マリグナント 狂暴な悪夢』はジェームズ・ワン監督のアメリカン・ホラー映画。

ジェームズ・ワン監督は『ソウ』シリーズ、インシディアス、死霊館とアメリカンホラー作品で有名な監督。

ホラー作品だけでなく、エンタメ作品の『アクアマン』や『ワイルド・スピード SKY MISSION』も撮っている。

数々のホラースリラー作品や、大衆娯楽作品の制作を経ての今作。もちろん観るつもりだったが、SNSでの評判がすこぶる良く「はやく観ないと」という気持ちが高まった上での鑑賞。

観た感想。

最高。もう最高。

ネタバレせずに感想を書く。感想というか、なんだろう、良かったポイントとみたいなものを書いてます。

(本当に新鮮な気持ちで見たい方は読まない方が良いかもしれません。ネタバレには触れていませんが、あらかじめご注意ください。)


良かったポイント。その感想。

【ホラーへの愛がたっぷり

今作を観た感想はこれに尽きる。

「あぁ、この人(監督)本当にホラー好きなんだな」と感じる。たっぷり感じる。

(余談。M・ナイト・シャマラン監督の映画にも同様のホラー愛を感じる。作った作品をどう言われても、変なホラー映画を作り続けてほしい。俺は毎回観に行くぜ。)

好きな物事を追求して、「おもてなし」も意識しつつ表現するの楽しいだろうな。観ながらヒシヒシと感じて感動した。

その上で新しいものを生み出すことにチャレンジしていることにも感動した。「好き」だけでなく映画はビジネスとしても成功しないといけない。その観点でも“挑戦的”でクールだった。

演出も何もかも全て「確信犯だ」と思わせてくれる凄さがあった。

「どうよ?こういうの好きっしょ?」というメッセージを端々に感じる。「はい!好きっす!」って全身で感じる。

設定。ストーリー。キャスティング。味付けのクセ。全て確信犯だ。

恐怖心だけでなく、様々な感情を味わわせてくれる良い意味で“クセが強くて新鮮”な作品に仕上がっている。

ホラーの名作『サスペリア』オマージュな感じの告知ビジュアルも“ホラー愛”を感じて良い。

アメリカンホラー・スリラー特有の「痛そう」や「グロ」が苦手じゃない方は是非。

あー、観た人とワイワイと語りたい。そんな作品。

マリグナント 狂暴な悪夢公式サイト

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